あるがまま

田村季山


本当に知っている者はあまり語りません。

必要以上に語る者ほど本当は知りません。

真の知者は五感に惑わされず、神経質にならないようにして意識の煩わしさを解きほぐします。

そして、主張したがる意識を和らげて他の普通の人々と馴染みます。

このことを「神秘なる合一」と言います。

だから、真の知者は神秘なる合一を果たした上で社会の中に溶け込んで生活しているため、社会の人々は真の知者が誰であるのかを知ることはできません。

このように神秘なる合一を果たすこと。


いわゆる悟ってしまえば語ることをやめてしまいます。

なぜなら、あるがままでいいからです。

「今さら何を言う必要があろうか」ということが心の真底から分かるからです。

それでも、「苦しい今の自分はどうすればいいか?」、「もっと成長したい!」と誰もが思っているものです。

しかし、真の合一の視点ではそのような今の色々な状態、生きていること自体が歓喜するほど素晴らしいことであるのが分かります。

それにも関わらず、「その上でさらにあなたは何になろうとしているのか?」ということなのです。


人間が存在している不可思議に真から気付くと、病気であろうが失業しようが独身であろうが誰かに罵倒されようが、それは生きている間だけの些細なオプションに過ぎないことがよく分かります。

さらに言えば、そのような全ての環境(状況)は魂への有り難い刺激であるのが真相なのです。

全ての人間と生命が既に最高に素晴らしい存在である真相が分かると、「悟る必要もなかった」ということまで分かります。

生かされていることに感謝しながら暮らすことが最も聖なる生きる道なのです。

これは悟りを越えた先に存在する「行為」なのです。

必ず今からでも運命を改善できる

田村季山


人間の人生に幸・不幸の違いが生じるのはその人間の物事への執着具合によります。

多くの人を観察すると幸運と不運、生と死に分かれる事実が存在します。

多くの人は幸運や運命というものは、どこかの誰かによって勝手に自分に押し付けられた不公平なものだと勘違いしています。

しかし、その結果を作っている犯人は自分自身です。

人は「自分がした過去のことを忘れている」、「自分がした行為のその本当の善悪に気付きにくい面がある」という性質があります。


この二点を気付きにくくしているのはその人の「執着心」です。

物事への執着心が強ければ強いほど、自分自身の間違いに気付けないのが人間なのです。

冷静に観察している第三者には他人の行為の善悪はよく分かります。

そのため、人は自分自身で自分を観察して、自分の悪い原因となりそうな行為に早く気付くことが、良い結果や幸運をもたらすことになります。


偶然や他人が決めた運命などは実際には存在しないのです。

すべての結果は自分自身が原因だったのです。

自分のための我欲からの執着心を少なくし、自分がした行為を忘れずに自分自身を静観することが、この世での幸運を「今も」日々に生み出しています。

だから、今からでも運命を改善することが可能です。

今が嫌なのであれば好ましい現実へワープ(移行)する

田村季山


あなたにとっての好ましい現実を開きたいのであれば、あなたにとっての「好ましい波動や周波数」を味わえるような思考を選んでいくと、その思考がダイレクトに望ましい現実をつくります。

つまり、望ましい現実が成就した時の「周波数・バイブレーション(真の気持ち)」を明確に感じて意識し続けていくことです。

あなたにとって好ましい現実、それは既に今ここに同時に並行して存在しているのです。

あなたがその好ましい現実にいるのであれば、どんな気持ちのバイブレーションになっているのかを明確に意識してください。


あなたがそのように肉体の意識を変え、肉体レベルでのバイブレーションを変えていく時、実際にもうその並行現実を体験することになります。

その時、まるで世間や周囲の現実の方が変わったかのように見えるでしょう。

実はあなたの周波数が変わったから、その並行現実にワープ(移行)したのです。

あなたにとって本当に好ましい現実を体験すると決め、そのバイブレーションを意識してください。

老子の説いた幸運になるエッセンス

田村季山


古代中国の老子が説いた幸運に恵まれる人生を送る九つのエッセンス


1、普段の生活でも慎重であり、絶えず周囲に注意する「努力をしている」人間であること。

2、いつも身なりを清潔にして部屋掃除もすること。

3、素直な気持ちで生活していること。

4、生活の中でイキイキとすることを心掛けること。

5、気持ちを安静に冷静に維持する心掛けを持つこと。

6、時を「待つことができる」人間であること。

7、臨機応変に冷静に打って出る、行動を起こすことができる人間であること。

8、何事においてもほどほどでやめることができる人間であること。

9、そして、自分の良心に沿って生きること。


このような生活の「努力」を行っている人間こそが他人から見ても不思議なほど、幸運な選択と生活での良い動きをしていくこの世の道理(法則)だそうです。

自分自身の運を向上させて穏やかな人生を送るヒントにしましょう。

これからずっと明るく幸せな人生にできる

田村季山


「継続する想いによって人生は支配されている」ということを自覚されるならば、その自覚の深浅に応じてそれが現実となってあなたの人生に表れてきます。

想念は動力であると同時に物の実質であるのです。

私たちが強く持続的に想い念じることがその人自身の人生となり運命となります。

あなたが今、何者であるかということは、これまで何をあなたが持続的に想い続けてきたかを表しているのです。


あなたは今、不幸であっても、それはあなたの過去の想念が「暗いこと」を想い続けてきた結果であるため、なおも「自分は不幸である」と暗いことを想い続けていれば、その不幸は続いていき不幸を脱することはできません。

暗い運命の人は自分の想念を「暗いもの」から一転して、「明るいもの」に向け換えなければなりません。

そうすると、あなたの運命の「実質」と「動力」とが明るいものに一転し、明るい人生や幸福な人生になります。

物事はいつも肯定的に解釈して明るい方、明るい方に心を向けておくことが肝要です。