お金の心配をやめると、お金が入りやすくなる


お金がないという貧しさの中にいる時、人は「お金がない!」、「困った!明日から生活できないほど苦しい!」、「このままだと食べていけなくなる!」、「お金が出て行く一方だ!」というようなことばかり考えてしまうことがあります。
しかし、この思考こそが生活を困難にしていくことを引き寄せている根本原因なのです。
そんな心配事を心の中で呟いているということは、未来にそのことを予告していることに他なりません。
しかし、人はそれを知らずして困った状態を心配することによって、それを予告宣言することによって、心配事をさらに大きくして自分の人生を追いつめていくことをしてしまっているのです。


あなたが何であれ、それを意識し、そのことに関心を向ければ向けるほど、そのことは拡大されるというのが宇宙の法則なのです。
だから、これ以上大きく拡大したり、続いたりしては困ることを思考しないようにすることが大事です。
お金の心配をやめるだけでお金が入りやすくなります。
それは、お金がやって来ようとする回路にある「栓」を抜き去ることになるからです。
困った状態から抜け出す最も良い方法は、そのことがすっかり解決して安堵している状態をまず心の中に作ることです。

人は誰だって、いつだって幸せで成功していられる


自分がしたいことをするのに必要なお金さえあれば・・・、否、お金がなくても今の状態に満足できていれば、別に他の人と比べてたくさんお金がなくても「成功していて幸せ」なのです。
幸せとは、自分がしたいことができれば幸せで成功しているのです。
成功とは、お金がたくさん儲かったり、豪邸に住んでいたり、高級外車に乗っていることだけを言うのではありません。
何も持っていなくても、何も業績を残してなくても、「今、ここで」充分に満ち足りていると自分が感じられれば、その人は本当に幸せなのです。


幸せや成功は自分が決めることで、他人の判断は他人の判断にしか過ぎません。
それは単なる世間の風潮です。
世間の風潮に左右されて、それに合わないといけないという思い込みを捨てましょう。
例えば自分が決めた習慣。
「明日の朝、これとこれをしよう。これを食べよう。」と決めて、それが思うようにできたのであれば、それも立派な成功です。
世間の常識などに振り回されて自分を苦しめないようにしましょう。

「幸」、「不幸」は自分自身の心だけが決める


「幸せ」か、そうでないかというのは、環境や状況で決まるのではなく自分自身の心だけが決められるのです。
どんなお金持ちで裕福な生活を送っていても、自分の人生は不幸だったと語る人もいれば、逆にどんなに不安定で激動の人生を送っても満足して亡くなっていく方もいます。


七色のフィルターをかければ七色の、空色のフィルターをかければ空色の、そういう風景に見えるだけなのかもしれません。
過去の未熟な自分に対する後悔も「これからに繋がる」と思えば、直視して認めることができます。
それと「幸」、「不幸」とは何かという状況・状態も常識や社会通念、世間で言われる考え方に振り回されないように注意しましょう。

「自分に起こったことは自分のせいだ」と受け入れる


自分の不幸・不運が他者によってもたらされたものだと考えると、自分自身の人生が他者にコントロールされていることになってしまいます。
それよりも「自分に起こることは全て自分が蒔いた種である」と、腹を括った方が前を向いて行動できます。
何とか、その不幸・不運から抜け出して幸せを掴もうと努力する気持ちになれます。


その分、そう考えた人は幸せに近付けます。
つまり、不幸・不運というものは、他者のせいにしているうちは自分の内に留まり続けますが、自分のせいだと受け入れたら途端に脱出への道が開けるということです。
一流と言われる人物は他人のせいにはせず、すべては自分の責任であると考えます。

人への言葉はそっくりそのまま自分へ返ってくる


人へのマイナスの言葉を口にして不幸になるのは、言われた人ではなく言っている本人です。
言葉の持つパワーを理解しましょう。
言葉はたったひと言で相手を嫌な気持ちにもさせることもできれば、最高の気持ちにさせることができます。


自分の使っている言葉に注意しましょう。
人のことを否定したり、思わぬマイナスの感情を込めていることがあったら、「たった今からやめる!」と決心してください。
そして、人を喜ばせる言葉(あなたが言われたら嬉しい言葉)を口にしてください。