どうあるか


人には「身体」と「心」と「魂」があります。
身体や顔は老いていきます。
心は物質世界に属さないので、実際には老いることはありません。
ただ、自分が老いたと思った分だけ歳をとります。
ところで、魂は全く歳をとりません。
永遠に「今ここ」に存在するものですから、歳をとりようがありません。
まさに時間を越えた存在です。


魂の目的は、ただ「在ること」です。
そして、私たちも実際には「在るため」に生きているのです。
ところが、心は言います。
「何かしなさい。人生を無駄にするな。」と。
何か行動しないと人生が無駄になってしまう、そうしないと価値がない人生だと思っているからです。
でも、それは心のレベルでの話しです。
もっと真の自分であるところの魂は「ただ在れ」と言います。


刻々と流れる時間は何かをしたり、何かを達成するためではなく、「今ここ」で喜び溢れるため、幸せを感じるため、愛するためにあるのです。
何をするかではなく、どう在るかが大切なのです。
素晴らしく在る時、素晴らしい行動ができます。

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