何をやるかは問題ではない


今やっていることが何であれ、そこに心を込めて深く自覚している状態を「禅」と言います。
それこそが生きるということです。
何をやるかが問題ではありません。
どんな自分でそれをやっているか、それが大切です。


ベトナムにテイク・ナット・ハンという有名な禅僧がいます。
彼はベトナム戦争時には敵味方に関係なく多くの命を救いました。
彼は「禅とは何か」という問い掛けに「今ここを自覚していること」、「目の前の現実に心を込めること」と答えました。
「皿を洗う時は皿を洗え」と。
何をやるにも真剣にやるということです。

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