朝、目が覚めた時、感謝しましょう。
眠っている間も守護されて生きていたことを感謝しましょう。
こうして今朝も生きているということは、生きているのではなく生かされていたことに他ならないのです。
そして、昨日も自分の思いが叶えられたように今日もまた、自分の思いが叶えられることになっていることを想い浮かべて感謝しましょう。
「だって、昨日だって私の思いは叶えられなかったのに」とあなたは仰るのですか？
そんな考えがいけないのです。

無論、叶えられなかった思いもあるでしょう。
しかし、その願いは「叶えられる」ために近付きつつある途上にあるかもしれないのに、「叶えられない」という思いを起こして、その実現の力を中断してしまうのは誠にまずい事だと言わねばなりません。
また、実際叶えられた事柄もたくさんあるのではありませんか？
顔を洗うのに水もあったし、食事も頂けたし、呼吸のための空気も与えられたし、着たい衣服も与えられたし、お茶を飲みたい時にお茶も飲めたでしょう。

すべてのこれらの事はあなたの願いが叶えられた事柄であって、それに感謝しないで叶えられない方面ばかりを心に留めて、不平を言ってはならないのです。
与えられたもの、願いが叶ったものに「私の願いを既に叶えて下さいましてありがとうございます」と感謝していれば、次の願いも叶えられることになるのです。
この宇宙は意識を向けていることが再び現象化するようになっているのですから、決して悪い方に意識を向けていてはいけません。