「平均値」という言葉・数字に振り回されないこと


「平均値」という言葉・数字に振り回されないことが大事です。
人は色々なものの「平均値」を気にするように教育されてきました。
そして、「平均値」より上である事を「良し」とする教育を、いつの間にか正しいこととして受け入れてきました。
能力、財産、収入、地位、容姿、家、車など、また食べ物、持ち物など、本当にあらゆるもの、また状況に対してです。
「平均値」を意識することから比較が生じ、不安や心配や苦悩、劣等感などが生じます。


そして、少しでも平均値より上を目指して安心を得ようと苦労が始まります。
全てのことに対して「平均値」より上の人などいません。
何か一つのことに関して「平均値」より下であるということで悩んだり、落ち込んだり、劣等感を抱くことは馬鹿げています。
「平均値」というものは本当にナンセンスで何の意味もありません。


すべての人はそれぞれ個性があり素晴らしい(存在)価値があります。
平均値という数字では判断できません。
誰かが決めた数字に一喜一憂しないでください。
外に自分を判断する基準を持たないことが非常に大事です。
私たちはただそこに存在しているだけで価値があるのです。

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