慈しみの心


すべては心から出ています。
心があって考えて話して行動しています。
すべては心の表れですから心が汚れていれば、すべては汚れたものになります。
心がささくれだって荒れていれば、争いが起きます。
心が苦しめば、どこにいても苦しい世界です。
天国に行けたとしても苦しいでしょう。
逆に、心が安らかであれば、どこにいても安らかな世界になります。
優しい慈しみの心があれば、すべては清らかになります。


人間関係も円滑に進みます。
平和な心があれば、平和な世界で暮らすことができます。

すべての発生源である心を清らかにすれば、自然に生きていけるようになります。
誰と会話をしていても、その言葉は相手に対する憎しみや嫉妬、怒りの言葉にはなりません。
相手を傷付ける言葉ではなく、自然と他の生命に対して優しい言葉になっています。
まず、優しい心を育てましょう。


そうすれば、私たちの行動は優しい行動に変わります。
慈しみの心さえあれば、生き方そのものがそのまま正しい生き方になってしまうのです。
お釈迦様は「瞬時でも慈しみの心を育てなさい。それだけでも立派なことである。」と説かれました。
慈悲の心は何もせずに放っておいて生まれてくるものではありません。
努力して育てていくものです。

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