大事なのは今をどう生きるかだけです
死んだ後はどうなるのか?
極楽はあるのか?
地獄はあるのか?
お釈迦様はそのような問いは無意味だとしてお答えになりませんでした。
生きている私たちに大事なのは「生きている今、どう生きるべきか」だけです。
そこで、こう考えましょう。
世の中には少なからず悪人がいます。
その人たちは来世があろうとなかろうと罰を受けます。
来世がなければ現世で逮捕されたり処罰されたりします。
もし、来世があれば、来世においても苦しむことになるでしょう。
一方、悪いことをしない善人たちはといえば、来世がなければ天国へ行くことはありませんが、彼らはすでにこの世で幸せなのです。
来世があればもちろん天国へ行けます。
このように、死後の世界があるかどうかに関わりなく、私たちは善行をするべきであることは決定されます。
今をどんなふうに生きているのか。
私たちが気をつけるべきことはそこだけです。