人を許し、自分も許す


西郷隆盛の「南洲翁遺訓」の中に、「男子は人を容れ、人に容れられては済まぬものと思えよ」という言葉があります。
人を許してやるのはよいが、人から許されるような人間になってはいけないということです。
ところで、人を許す、許さないという問題以前に「自分自身」を許せていない・・・。


つまり、自己肯定感のない人が非常に多くなっています。
その結果、自分を責めてばかりか、その裏返しで人を責めてばかりいるかのどちらかに偏る人が増えています。
まず、自分自身を許せなければ、人を許すことはできません。
自分自身を許し、その結果、まわりの人も許してあげることができる人になるのです。

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