心が乱されないことが一番


ガンになったり、夫や妻が認知症になったり、遺産相続のことで家族が憎しみ合うようなことがあると、何のために働き、何のためにお金を貯めたのか、何のために勉強してきたのかと今までの努力が無意味に感じられ、そんなことよりも病気にならない、家族仲が良い、仕事も続けられるということの中に本当の幸せがあることを痛感します。
大金を儲けたり、地位が上がったり、大きな家に住んでいても心の平安がない時には、そんなものよりも心が乱されないことの方が大事であることが分かります。


財産、地位、名声など、持っているもの、理解しているものなどは結局意味がなく、心が乱されないということが一番大事なのです。
年を取って体も病に侵され、家族にも問題が起こります。
このような問題ができるだけ少ない、あるいはないということが最も大事なことで、そのことが分かるようになることが一種の悟りなのです。
人生の目標はいつの時代も、どんな世代も「大安心」を得ることなのです。

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