幸せの本質


何もない普通の生活が最も「幸せ」なのです。
何か「幸せ」という名の現象を求めている間は、「幸せ」というものを感じることはできません。
「幸せ」の本質は何事もない普通の日常がただ淡々と過ぎていくことです。
普通の何事もない日が最高の「幸せ」であるのだと感じることです。
ここにこそ「幸せ」が存在し、そこにしか「幸せ」は存在しないのです。


「幸せ」の本質とは感じるものであって、「幸せ」の中にいる自分というものを自覚できれば、もうその人に「幸せ」とはどんなものなのか気付かせる必要がなくなるので、神様はその人に病気や事故やトラブルを起こして、本当の「幸せ」とは何であるのかを悟らせようとはしなくなるものです。
「あれが足りない、これが足りない」と言っている間は決して幸せになることはできません。


今、自分の置かれている状況が「幸せ」の極致なんだということに気付いたならば、私たちは本当に今、この瞬間に幸せになることができるのです。
「幸せ」とは求めて何かを手に入れることではなく今、目の前に存在する現象について自分が「幸せ」だと思うこと。
それに尽きるのです。

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