より好みしなければ悟りに達する


憎い、愛しいという感情も区別する思いがあるからこそ起こるものです。
一切を区別することがなくなれば、どれが嫌い・どれが好きという思いがなくなります。
良い・悪い、好き・嫌いを区別しないことは想像以上に難しいことです。
私たちはあれこれ選びながら生きています。


より好みをしないで生きることは、煩悩に惑わされることもなく現実をあるがまま、流れるままに受け止めて生きることに通じます。
悟りへの道は決して難しいものではありません。
ただ、取捨選択、あれはいい・これは嫌いというようなことではいけません。
取捨選択さえしなければ悟りの道に達することは容易なことです。

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