縁に身を任せて生きる


「花は無心にして蝶を招き、蝶は無心にして花を尋ぬ」
これは良寛の歌です。
花も蝶もあれやこれやとより好みするわけでなく無心に互いに戯れています。
あれやこれやと賢(さか)しげに選ばなくても世の中には自然の縁があります。


出会うべきものは出会い、離れるべきものは離れていきます。
すべてが大自然の運行や縁に身を任せて生きています。
こうすれば心が揺れ動くこともなく苦しむこともなく、安らいだ日々を送ることができるのです。
こうした日々を送ることができたら何と穏やかで素晴らしいことでしょう。

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