運を掴む


北宋時代の中国の文人で、唐宋八大家の一人と言われた蘇老泉(そろうせん)の「管仲論」に次の言葉があります。
「効の成るは成るの日に成るに非ず。けだし必ず由(よ)って起る所あり。禍の作(おこ)るは作る日に作らず。また必ず由って兆(きざ)す所あり。」
人が成功するのはある日突然成功するわけではない。
平素の努力の集積によって成功する。
禍が起こるのもその日に起こるのではない。
前から必ずその萌芽があるということです。


運を掴むのもまた同じことでしょう。
運を掴むには運に恵まれるに相応しい体質を作らなければなりません。
言い換えれば運を呼び寄せ、やってきた運を掴み取るだけの実力を養わなければならないということです。
運に恵まれる体質を作るには、何事に対しても感謝をしていくことから始めましょう。
今ある状況、境遇、持ち物。
あらゆることに毎日、感謝ができるようになると自然に運が良くなり、幸せになっていくようにこの世はなっています。

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