既に手に入っているものに幸せを見い出す


足りないものを挙げ連ねるよりも、恵まれていることを挙げ連ねていって、それを数える方がはるかに楽しくて幸せです。
私たちはただ気がつけばよいのです。
手に入れる必要はありません。
すでに、もう手に入っているのですから、手に入れようとする努力はいらないのです。
病気をした人、事故に遭った人、災難・トラブルに巻き込まれたことのある人というのは、なにもない平穏な日々の積み重ねが、どれほど有り難くて幸せであるかということに気がつくものです。


幸せとは自分の心の中に、ただそれに気がつくところにあるのです。
すべてのことは素晴らしく、有り難いことなのだと気がついたら、そこには山ほど幸せが転がっています。
どれほど数えても数え切れないほどの幸せが転がっています。
何も幸せが見つけられないと思う人も、毎日、毎日、心臓や肺や胃腸が二十四時間ちゃんと働いてくれて、おなかがすいたら何か食べたくなること、ノドがが乾いたら何か飲みたくなることなど、生存本能がちゃんと働いて、私たちを生かしてくれているという大きな幸せに気づいて感謝しましょう。

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