目の前の障害は固定観念を指摘するシグナル


それが嬉しいことであれ、悲しいことであれ、私たちは何かを目の前にした時、前後関係が断たれた「限られた事物・区切られた時間の中」に、意味や価値を見い出そうとしてしまいます。
しかし、本当はそこには意味も価値もありません。
ただ単にそうだったのです。
これは逆に言うと、このように言うこともできます。
現実に対して、どのような意味や価値を付与するかは、すべて自己責任であり、また、そこには第三者が決して踏み込むことができない絶対的な自由があると。


精神世界では「世界は自分の心の投影である」、「世界は全て自分の思い通りに形づくられる」などと語られますが、気づいてしまえば、それはとてもシンプルで明快な事実です。
なぜなら、あらゆる意味や価値は対象にではなく、私たちのとらえ方にあるのですから。
とにかく、自分の人生経験や生活習慣の中で身につけた固定観念(あらゆる決めつけ)は、想像以上に自分自身の自由を奪う足枷となっています。
もし今、あなたの目の前に障害があるならば、それはあなたの固定観念を指摘してくれるシグナルなのかもしれません。

×

非ログインユーザーとして返信する